Fernweh

homeward bound

トリマー(電動工具)の集じん機代わりに家庭用掃除機をつなぐ

600円 + 20円くらいで解決できます(トリマーの集じんベース代は含まず)。

トリマーの切り粉をどうにかしたい

 トリマーは犬の美容師とかではなく、電動工具です。自宅でちょっと削りたくてもトリマーは切り粉がすごい。でも狭小マンションに集塵機なんて置けない。ちょっとなら家庭用掃除機*1でなんとかならないかな?

揃えたもの

 対象のトリマー本体はリョービMTR-42なんだけど、集じんベースアタッチメントは別売りだから買うしかない(約991円)。これは内径が約30Φ

 ホースを見繕います。これは片側はラッパ状なのである程度どうとでもなるとして、もう片側は32mm? 結局ジョイントアダプタないとだめ?

洗濯機ホースのサイズ概要

継ぎ手

 そこで近所の金物屋へ、トリマーの集じんベースアタッチメントと家庭用掃除機のホースを持って行き「これとこれを、そこに売ってる洗濯機ホースで繋ぎたい」と相談します。

 すると、金物屋のおやじさんは「なるほど、集じん機の代わりに掃除機ねえ… うーん」と言い、しばらくしてバックヤードから30Φの軟化塩ビのホースの切れ端を持ってきて「これ入るかなあ」と言いました。塩ビホースを継ぎ手にするということです。

塩ビホース

 うわーシンデレラフィットだ。トリマー側は結構ギチギチに填まり、洗濯機ホース側はそこそこキッチリ。塩ビホースは柔らかく変形するので融通が利きます。

集じんアダプタと洗濯機ホース

 内径30Φの塩ビホースを切売り10cm (20円くらいだったか)、それと洗濯機ホースも買って帰ります。

全体図

 掃除機側もきちんとはまりました。掃除機の嵌合部に大きい隙間があるように見えるのは、掃除機ヘッドのパワーブラシに電源供給するコネクタ部なので空気は漏れません。この洗濯機ホースは片側がラッパ状なのでわりとどの掃除機にもつながりそうです。

実用性は

 集じんパワー自体はわりとあり、洗濯機ホースは充分柔らかく、実用的です。塩ビホースの継ぎ手 (20円) は曲がりにくく取り回しが若干ウザいので、半分に切っていいかも。

 この三菱の掃除機は紙パック式ですぐ満タンになるけど、それは別の問題ですね。試しにサイクロン付きのマキタのハンディクリーナーを繋いでみたらさすがに吸引力が弱すぎました(※追記 そのマキタのサイクロンアタッチメントを三菱の掃除機に挟み込めばマシになるんじゃないか!?)

ノギス

 写真に写ってるノギスは500円の変な奴だけど、なぜか精度は悪くない。まあ所詮プラスチックなので力をかけないように測定しないと歪んで誤差が出るけど。でもミツトヨとかを手荒に扱うのは無理だけど、500円なら乱暴にしていい気がするので便利です。乱暴に扱ってるのにもかかわらず、たまにミツトヨと比べてるけど別に狂ってきてるとかはない。どういう構造してんだよ。

金物屋

 この洗濯機ホースは金物屋でも amazon でもヨドバシドットコムでも同じものを売ってます。ヨドバシドットコムとか圧倒的に安い。しかし、金物屋じゃないと今回みたいな継ぎ手のコンサルティングは受けられない。そしてコンサルティング代は切売りホース代金の20円じゃ済まない。

*1:三菱 TC-FXE7P